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July 9, 2015

Adventure at Night

オットは、週末に開催される会社のイベントの実行委員で毎日帰りが遅いので、今週は夕ご飯が私一人でラクショー。
なのでちゃちゃっと食べた後は犬に付き合ってプールタイムです。
水に濡れたカワウソではないけど、水に濡れたライチはとても貧相です。
夜8時過ぎにようやく「これから帰る」とオットからメッセージが入りました。
オットの帰りを寝ずに待つような嫁ではないので、寝巻きに着替えて就寝準備をしていたら、10分ほどして今度は電話がかかってきた。

オット「あのー、ガス欠になっちゃったから、ガソリン持ってきて?」

話を聞けば、朝からガス欠マークが点灯していたにもかかわらず、朝7時半から始まる会議に出席のために時間が無くて出勤時にガソリンスタンドによれず、お昼休みに行こうと思ったら会議につぐ会議で昼休みもなく、帰途について「やばいな」、と思ってたらガソリンスタンドを通り越してしまって、次までもつかな、と思ったらもたなかった、とのこと。

着替えるの面倒くさかったので、先日作った短パンにTシャツという寝巻きのまま、とりあえずブラジャーだけつけていざ出陣!

・・・と思ったら、私、まずガソリンタンクが家のどこにあるかわかんないし・・・。
オットに電話してタンクをみつけたけど、もっすごいホコリまみれでこぎたなっ。
私の車に乗せるの嫌だわ・・・、とちょっと思ったり。

家の近所のガソリンスタンドまで行ったら今度は私もガス欠マーク点灯で、とりあえず車に給油。
で、持参のガソリンタンクに給油しようかと思ったら、・・・私、あの人の車のガソリンの種類知らないや。
ガソリンの種類は3種類あって、私のような小型車は一番安いやつです。

またオットに電話:
私「今ガススタなんだけど~、あんたのガソリンの種類、何?」
オット「ぷ、プレミアムでお願いします」
・・・あ~、やっぱり一番高級なやつね?

やっとガソリンも満タンで晴れてオット救出に向かったわけなんだけど、夜道の運転は慣れないうえに見えないからとても緊張です。

オットの会社には一度だけオットを迎えに運転して行ったことがあるので、なんとなく方向は知っているものの、私が普段通勤に使っている高速のずっと先で、その上街から離れるほうに分岐した先にあるので、ヒジョーに不慣れな道。(うちから20キロぐらい)
高速の出口間違わないように必死で通り過ぎる看板凝視です。

高速の出口を出て、高架を渡って即座にUターンで逆方向の高速に乗り直し、暗闇の路肩にハザードつけて止まってる車発見。
あ、見ず知らずの人でなくて良かった。(車故障して路肩にとまってる車結構いるからね)

さて、夜の最後を飾るのは、高速道路への合流。
車学時代、高速道路の合流に緊張したものだけど、夜道の慣れない高速道路で、路肩の、それも砂と砂利の未舗装部分からの高速道路への直接合流は、また別レベルの緊張感でした。

なかなか車の列の切れ目がなくて(っていうか夜だからライトしか見えないし。3車線だし。)クラッチ踏みながら待つ間、ちょっとドキドキ。
ラッシュ時ではない分、皆100キロ以上で走ってるので路肩にいるだけでもちょっと怖かったのが本音です。

切れ目が出た時は、もうアクセル目いっぱい踏み込みました。もちろんエアコンは消しました。

私の車の馬力では、駐車状態から時速100キロ出るまで11秒ぐらいかかるので(フェラーリとかランボルギーニとかのすごいスポーツカーだと3秒ぐらい)私の車、もっすごい頑張りました(笑)

は~、疲れたけど、ただのガス欠で良かったです。

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